地域歴史文化フォーラム愛媛を開催しました【11月27日(土)】
2021.12.01
報告

昭和南海地震から75年、愛媛資料ネット20年となる本年、南海地震を考えるフォーラムを開催しました。会場へは30名、オンラインで40名の参加があり、積極的な議論が行われました。
主催者を代表して、奥村弘科研代表(神戸大学副学長)から、科研の趣旨が説明され、開催地からは石岡ひとみ氏(愛媛県文化財課)が歓迎の挨拶とえひめ文化財等防災ネットワーク開設について説明がを行いました。下記のような四国4県からの報告の後、胡光愛媛資料ネット代表のコーディネートでシンポジウムが実施され、災害をどのように伝承するかについて質疑が集中しました。最後に奥村代表の総括で幕を閉じました。
報告とシンポジウムの内容については、報告書を作成する予定です。
地域歴史文化フォーラム・愛媛「安政・昭和南海地震の新研究」
▶日時:2021年11月27日(土)13:30~17:00
▶主催:特別推進科研「地域歴史資料学を基軸とした災害列島における地域存続のための地域歴史文化の創成」グループ、愛媛資料ネット
▶共催:えひめ文化財等防災ネットワーク、愛媛大学四国遍路・世界の巡礼研究センター
▶会場:愛媛大学情報メディアセンター(四国内在住) 、オンライン併用(全国)
▶内容:四国各県代表の報告後、シンポジウム
「昭和南海地震による被害状況と地域差」
大本敬久(愛媛県歴史文化博物館専門学芸員/愛媛資料ネット)
「高知県における安政・昭和南海地震の災害継承について」
水松啓太(高知城歴史博物館学芸員)
「安政地震による讃岐国の被害について」
川邉優佑(香川県立ミュージアム学芸員/香川歴史学会)
「宝永地震と安政地震を経験した村」
町田哲(鳴門教育大学准教授/歴史資料保全ネットワーク・徳島)
- 胡光氏(愛媛大学教授/愛媛資料ネット代表)
- 石岡ひとみ氏(愛媛県文化財課)
- 大本敬久氏(愛媛県歴史文化博物館専門学芸員/愛媛資料ネット)
- 水松啓太氏(高知城歴史博物館学芸員)
- 川邉優佑氏(香川県立ミュージアム学芸員/香川歴史学会)
- 町田哲氏(鳴門教育大学准教授/歴史資料保全ネットワーク・徳島)
- シンポジウム