歴史資料を守るために
家の箪笥や蔵・倉庫の中には、ほこりをかぶった歴史資料が眠っていることがあります。汚れてゴミのように見えることもありますが、昔の人々の歩みが刻まれた歴史資料は、家の歴史だけでなく地域の歴史を伝える貴重な歴史遺産です。誇るべき地域の歴史を復元し、被災地を復興する力となります。 歴史資料の取り扱いに困ったり、歴史資料が被災した時には、気軽にご相談ください。歴史資料の内容を明らかにして、保存方法のアドバイスや被災した資料の救出、保全活動を無償で行います。
歴史資料には、次のようなものがあります。 ・古文書…くずれた文字が和紙に墨書きしているもの。手紙のような一枚物、大福帳のような帳簿。 ・古典籍…和紙に印刷(木版)している和本。 ・記録類…ノートや日記、メモ、新聞、絵葉書、写真なども貴重な歴史資料です。 ・掛け軸や屏風…絵画や漢詩などが書かれたもの。 ・古い襖…襖紙をはがすと古文書が貼ってあります。 ・古い道具…木製の農具や漁具、モノづくりの道具、陶器、磁器、漆器、着物
災害にあった時
・地震や水害で歴史資料が被災して損傷した場合も、修復して、保存することが可能です。救出の要請や修復方法の質問など、お気軽にご相談ください。
・被災した歴史資料や捨てられた歴史資料を見かけた時は、ご連絡ください。地元の方と相談しながら、救出活動や保全活動を行います。
・あきらめないでください。捨てないでください。ご相談ください。